東北大震災をきっかけに、疲弊した第一次産業(自然の恩恵を使用した、農林業や
漁業、鉱業など)の現状を知り改革を志した一人の男がいます。
その人は、高橋博之という方で、大学卒業後政治の世界に飛び込み、政治から改革を
試みようと考えた方です。そのことを達成するには知事になることだと知事選に立候補したが落選してしまいます。しかしそんなことにはくじけなかった彼はお百姓さんや、漁師さんのサポートとして第一次産業の改革に見をこなして奮闘します。
彼は現在NPO法人東北開墾の理事として、また『東北食べる通信』の編集長として活躍しています。
今日はそんな、高橋博之さんのwikiプロフや経歴!更には岩手発の東北開墾について解説していきたいと思います。
高橋博之(東北開墾)のwikiプロフや経歴
高橋博之(たかはし ひろゆき)
出身地 岩手県花巻市
生年月日 1974年
年齢 42歳
高校 岩手県立花巻北高等学校
最終学歴 青山学院大学
職業 NPO法人 東北開墾代表理事、「東北食べ歩き通信」編集長。
高橋博之は、2006年岩手県議補欠選挙に立候補して初当選を果たす。
彼は政党や企業、団体などの支援を一切受けず、草の根ボランティアで規制勢力に風穴を開けました。
2011年は、知事選に出馬「これからは農山漁村にこそ希望の種を撒いていかなければ
ならない」と被災地沿岸部を270キロを全部歩く精力的な戦いを展開したが次点に泣いています。
その後選挙戦で言った事を今度は手足を動かしてやらなければと
事業家に転身した高橋は、生産者と消費者を「情報」と
「コミュニケーション」でつなぐマイクロメディアの
東北食べる通信を創刊し、当初の目標である定員1500人を達成編集長に就任します。
読者から変酋長と呼ばされるなどの意見もあったことで、高橋はその後日本食べる通信創設に向けて立ち上がり、現在では全国30地域まで誕生するまでになっています。
その間、「都市と地方をかき混ぜる旗を掲げ」20キロのスーツケースを引きながら
全国を飛び周わったりした苦労を重ねています。
東北開墾の、東北食べる通信
東北食べる通信は、2013年7月から始まっています。
それを運営しているのが、岩手県のNPO法人「東北開墾」です。
東北食べる通信は、食べ物と情報誌が毎月1980円(送料・消費税込)で
ホタテや魚、お米やわらびなど東北各地の生産物が会員となった消費者
に産地から直送されるというものです。
一度届いた商品をリピートする「おかわり」や、会員でない友人にプレゼントする
「おすそわけ」といったサービスもあります。
運営している、東北開墾は生産者と消費者の間に顔の見える関係を築くため、ものを
届けるだけでなく、情報誌で産地の紹介や生産者の思いを伝え、さらにはソーシャルメディアを通じて生産者と会員のコミュニケーションに積極的に取り組んでいます。
現在、食べる通信は全国に広がリを見せています。
2014年に「四国食べる通信」、宮城県「東松島食べる通信」、北海道
「北海道食べる通信」へと広がっています。
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食を繋げて農家をスターに
農家の担い手がいなくて困っている。
農家や漁師の高齢化が進んでいて、跡取りがいなくなっているという
深刻な問題に、高橋博之さんは「だから僕は農家をスターにする」の
書籍を発刊して後押しをしています。
この本には、高橋さんの思いや、事業を行っていく中で起こった
出来事が書かれています。
主な内容として、最近の子供は「魚は切り身で泳いでいる」と思ってい小学生が
増えている、それはスーパーで見る魚は切った魚ご陳列に並んでいるからです。
食べ物がどこで誰にどのようにして作られているのか、わかっていないというのです。
生産者と消費者の関係がだんだん遠くなっっていき、その結果諸費者が求めるのは
かんたん、安い、美味しい、手軽、便利なものとなっていき、食べ物をただの「もの」として捉えています。
農家の方や生産者がいかに大変なのかわかっていない上に、それに見合うだけの
収入も得られていないのが現状であり、結果農家や漁師が減っています。
農業などは、生きていく上で無くてはならない食べものを作っている、これほど
尊い仕事をしている事を誰も評価せず、理解する方が少なくなってきています。
この内容から、何を感じていけば良いのか少し考えていくと、TPP問題然り
物を簡単に捨てるといった行為などは、お金さえ出せばものは買うことができる
という考えが根底にある限り、食に対するありがたさはわからないと思います。
ここに、高橋博之さんが言う、食を繋げて農家をスターにの本当の意味が
理解できるのではと、思っています。
最後に
高橋裕之さんが目指すもの、それは生産者と
消費者の関係の距離を少しでも少なくしていく
ことだと言っています。
すなわち「つくる」と「食べる」がうまく噛み合った時
生産者と消費者はお互い理解する事ができるということが
言いたかったのではないでしょうか?
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